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- 2019.08.06 Tuesday
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林田先生の講座ビデオをご覧下さい。(YouTube)
実践的薬事法の第一人者、林田 学の「教えて薬事法」
「林田 学(筆名:學武)」プロフィール |
教えて薬事法(Q&A)
Q170522 ペットフードの広告で「免疫力」を謳うことは可能ですか? カテゴリー:その他・クロスオーバー
Q:ペットフードで「免疫力」を謳うことは可能ですか。
人間の食品ではNGだと思うのですが、既成のペットフードのパッケージに
たびたび見かけることがあります。
A:ペットフード公正取引協議会の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」によれば、
ペットフードで言える効能は「食事療法」程度となっています。
人間の健康食品よりは踏み込んだ内容が言えそうですが、どの程度までなのかは明らかではありません。
薬事法には動物用医薬品があるので、医薬品的な表現は当然NGです。
「食事療法」の詳細を知るためには、農林水産省の指導の下、
ペットフード公正取引協議会が作成した「ペットフード等の薬事に関する適切な表示のガイドライン」
(http://www.pffta.org/pdf/guidelines.pdf)が参考になります。
そこでは、「免疫力」は医薬品的と見なされるが、「健康を維持することによる」旨が明記されており、
「保つ」や「維持する」という文言を使えば、医薬品的とは見なさない、と記されています。
つまり、「健康を維持することにより免疫力を保ちます」は、ペットフードの効能として標榜できるということです。
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